各害虫について
File 01
成虫になると5~7mm程度になるカメムシ目トコジラミ科の昆虫です。
卵は乳白色で1週間程で孵化。
幼虫は半透明で成虫になると赤褐色になります。
ベッドや家具、建物の隙間など、あらゆるところに集団で生息。
吸血性で、夜になると動き出し、人の血を吸います。
トコジラミに刺されると、翌日以降から酷く痒くなり、赤い発疹や、水泡のように盛り上がる場合もあります。
一度吸血すると何か月も生きていられるので、家の中で越冬することもできます。繁殖力が強く、従来の殺虫剤が効かないので、駆除が難しい害虫です。
File 02
寝具や貯蔵食品の中、ハウスダストの中などに生息する1mm以下のほとんど目に見えない虫です。高温多湿を好み、6〜9月が発生しやすい時期ではありますが、1年を通して発生すると言っても過言ではありません。
アレルギーの原因になるヒョウヒダニや人を刺すことのあるツメダニなど、さまざまなダニが家の中に生息してます。
File 03
畳や障子、古い本に発生する1〜2mmくらいの薄い褐色系統の色をした虫です。
主に夏〜秋にかけて発生し、死骸はアレルギーの原因になります。
チャタテムシが大量発生すると、人を刺すことのあるツメダニが発生してしまう二次被害がある。
File 04
畳や壁紙に発生する2〜3mmくらいの赤褐色のコロっとした虫です。
春〜秋にかけて発生し、乾麺・穀類・ペットフードなどの乾燥食品などを食害します。
畳に穴をあけて生息。
シバンムシが大量発生すると、人を刺すことのあるアリガタバチが発生してしまう二次被害がある。